【おすすめ韓国ドラマ】꽃보다 남다 (花より男子)

ドラマ

皆さん、こんにちは!

今回紹介するドラマは韓国版、“花より男子”です!!
韓国語の題名は、“꽃보다 남자“で花より男子(だんし)という意味合いです

ちなみに、韓国語で“花より団子”と同様の意味をもつことわざで
“금강산도 식후경”(クムガンサンド シックギョン)があります。
直訳すると“クムガンサン(金剛山)も食後の景色”となります。
“금강산”クムガンサンとは、韓国にある山の名前で、そんな綺麗な金剛山よりもまずは目の前の食事に関心がいくという意味で、風流以上に実益を重んじる“花より団子”と同じ意味合いになります。

このように、韓国語にも日本語のことわざと同じ意味を持つ言い回しがたくさんあることを知っていましたか?

 

꽃보다 남다ってどんなドラマなの?!

花より男子は、神尾葉子原作の少女漫画で、集英社の『マーガレット』で1992年から2004年まで連載されました。

その後、2005年にドラマとして放送されましたね。2007年には花より団子2(リターンズ)の放送や映画化もされ、代表的な大ヒット少女漫画とも言えます。

韓国では、2009年1月からKBS2で放送が始まりました。

道明寺司(ク・ジュンピョ)役を、“イ・ミンホ”さん、牧野つくし(クム・ジャンディ)役を“ク・ヘソン”さんが演じました。俳優の方々は、元々知名度はありましたが、このドラマを通してもっとヒットしたそうです!!

全部で25話と長めのストーリー構成になっていて、日本で放送されたリターンズまでのお話に沿って作られています。

内容の土台は元々のストーリーと同様に、貧乏な家のジャンディ(つくし)と韓国一の財閥グループの御曹司、ク・ジュンピョ(道明寺)が出会い、恋に落ちていく学園物語です。

日本の漫画やドラマをリメイクした韓国の作品は実はたくさんあります。花より男子もその一つですが、道明寺がクルクルパーマだったり、“ジャンディ“という名前が韓国語の”芝“という意味だったりと、日本の原作の要素と韓国的要素をうまく取り入れてリメイクしているのが分かります。

日本では“雑草のつくし“というのが、貧乏だけど根性のあるヒロインにピッタリですし、韓国では”目立たない地味な芝“というものが、目立たないけど力強いヒロインを連想させるのではないでしょうか。

また、シーンの中でつくしの家に道明寺が行くシーンがあるのですが、そこでつくしとその家族がみんなでキムチを作るシーンがあります。道明寺がつくしの家族の姿を見て、家族の暖かさを感じるシーンなのですが、キムチをみんなで作るという韓国ならではの設定となっています

日本の“花より男子“の原作をそのまますべて再現するのではなく、韓国人の目から見て、より共感できるよう韓国の文化も盛り込みリメイクしたことが、韓国でもヒットした秘訣なのではないでしょうか。

このように、日韓の間で、日本ドラマの韓国リメイク版、韓国ドラマの日本リメイク版が多く放送されています。

韓国のドラマをリメイクしたものだったら、日本のドラマとはまた少し違うストーリー構成に、さらに日本人が共感しやすく、工夫が加わっているので、新鮮さもありながら見やすいドラマになっていると思います。

また、今回紹介した“花より男子“の場合は、日本の原作を知っていても、原作には無い韓国の文化も垣間見られるドラマになっているので、原作を知っていても、もちろん知らなくても十分に楽しめるドラマだと思います!

気になった方はぜひ見てみてください!!

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